私たちの寝具づくりcommitment to quality
3つのポイント
寝具づくりで
大切にしていること
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01
快適睡眠に必要な三大要素(体圧分散/温度コントロール/湿度コントロール)
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02
羊毛の質
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03
羊毛に合う生地
快適な寝床内環境の
条件とは?
体圧分散と温度コントロールを考える寝具店は多いと思いますが、
もう1つ大切な要因として「湿度コントロール」があります。
寝床内環境が一番良い状態なのは
「湿度50%±5 気温33℃±1」であることです。
公定水分率という数字を使って、素材ごとの水分吸水量を見たところ羊毛は綿の2倍、ポリエステルの37倍の吸湿性があることが分かりました。
どんなに暖かく眠れても、湿度コントロールができずに寝汗をかくことで快適な眠りが妨げされるのはとても良くない状態です。
そこで私たちは、
”湿度コントロール”に着目し
寝具づくりに取り入れました
例えば寝具づくりを家づくりに例えてみます。
屋根や壁といった外壁部分が上掛けの羽毛ふとんで
あるとすれば、内側の壁部分には羊毛です。
日本の内壁に珪藻土や漆喰が選ばれているのは、
湿度を快適にするためであり、
その考えは寝具づくりにも共通すると考えます。
温度33℃・湿度50℃
羊毛はメインボディを使用、
薬品加工はしません
メインボディ…1,2,3
billerbeckの羊毛ふとんは主にフランスのひつじを使用しています。
フランスはミネラル分を多く含む硬水の地なので、
カールの質が他の国と比べてとても良い状態です。
メインボディ以外を使用しないのは
ひつじの日々の活動でついた汚れや匂いに影響がなく、
質の良い羊毛「ロイマリンドウール」を使用したいからです。
最小限の洗剤と多量の水で洗浄した原毛のみを使い、
薬品加工を施さないことによって長期間使用しても、
“クリンプ”という羊毛独特の縮れを保つことができ、
これが断熱効果を高めています。
通気性の良い
「マコ・トリコット」生地を
使用しています
「ロイマリンドウール」を
最適な「マコトリコット」生地で包んだのが
billerbeckの羊毛ふとんのあり方です。
マコトリコットの持つ高度の多孔性が、
羊毛が肌に密着しているにもかかわらず
皮膚呼吸を妨げないということ。
さらに、動物性天然繊維には放出された汗(水分)を吸収する際、熱を放出する機能が備わっているのが特徴です。
また、「ムレる」ということが
リウマチ・坐骨神経痛・循環器系の病気にとって
よくないことは多くの医師が証明しています。
羊毛のもつ特性、吸湿性・発散性を損なうことなく、“ムレをなくした快適睡眠”こそが
billerbeckが提供する寝具づくりのあり方です。
日本ならではの蒸し暑い夏でもぐっすり休めます。